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コラムCOLUMN

2018.01.30

高齢者の歯周病の増加傾向はいい兆し!?その理由は歯が残っていることにある

 

2018年現在、子どもを中心として虫歯の割合は大幅な減少傾向にあると言われています。

そしてさらに、歯周病に関しても、多くの年代で減少傾向が見られますが、75歳以上の年代に関しては、増加傾向が見られるのです。

 

他の年代では歯周病になっている人の割合が減っているのに、75歳以上の高齢者に歯周病が多く発見されるようになったことには、実は意外とポジティブな理由があるのです。

以下で詳しく、高齢者の歯周病が増えている理由を考察していきましょう。

 

<参考>

⇒ 日本歯科医師会 「歯科口腔疾患の動向」

 

 

 

75歳以上の高齢者が歯周病にかかっている率は、12年間で平均18.5%増加

日本歯科医師会が公表している「歯科口腔疾患の動向」というデータによると、75歳以上の高齢者の歯周病罹患(リカン)率の推移(平成11年から平成23年)は、以下のようになっています。

 

  • 75歳~79歳:31.2%から49.0%に増加 ※17.8%の増加
  • 80歳~84歳:28.1%から42.6%に増加 ※14.5%の増加
  • 85歳以上    :13.6%から36.8%に増加 ※23.2%の増加

 

つまり、平成11年から平成23年の12年間にかけ、平均18.5%も歯周病の罹患率が増加しているということです。

一見すると、「高齢者の口腔内の状態がどんどん悪くなっているの!?」と感じるかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。

以下で、高齢者の歯周病罹患率が増加してしまった理由を考察していきましょう。

 

 

高齢者に歯周病が多いのは、歯が残るようになったことが原因

近年、75歳以上の高齢者に歯周病が多く見つかるようになったのは、そもそも多くの歯を残すことができるようになったからだと考えられます。

昔は、高齢になると歯を失うことが多かったですが、歯に関する医療技術が進化した現代、高齢になっても自分の歯を多く残せる人が増えてきているのです。いわゆる総入れ歯を使うような方も、減少しつつあるわけですね。

 

これまで、歯を失っている部分に関しては、歯周病の罹患調査対象に入っていなかったので、数値として表せなかっただけです。

歯が残るようになったおかげで、歯周病の罹患調査対象に入るようになり、絶対数的に歯周病罹患者数が伸びてしまったと考えられます。

 

確かに、数値としては歯周病の罹患者数は増加していますが、それは自分の歯を残している高齢者が増えてきたことの証明でもあるので、一概に悪いこととは言えないでしょう。

ただし、せっかく残っている自分の歯が歯周病に侵されているということでもあるので、手放しに喜ぶことはできません!

 

 

残った歯を健康に保つために正しいオーラルケアを!

 

以上、高齢者の歯周病が増えている理由についての考察でした。

日本でも徐々にオーラルケアの意識が高まりつつある結果、75歳以上の高齢になっても、自分の歯を残せるようになったことは、大変いいことです。

しかし、忘れてはならないのは、その歯が歯周病になっているという事実です。

 

せっかく残した歯が病気になってしまっては意味がありませんから、やはり正しいオーラルケアは大切です。

高齢になると歯肉が下がって歯間が広くなり、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなる傾向があります。

広くなった歯間に合わせて、スポンジフロスなど、太めのデンタルフロスを使うことが、虫歯・歯周病の予防に効果的ですよ!

 

子どもから高齢者まで使えるオーラルケアアイテムのことならオカムラまで!

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