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コラムCOLUMN

2018.10.10

歯が透けてる?放置してはいけない酸蝕歯

歯をチェックするイメージ

鏡を見ていて、「何だか歯が透けてるような…」と気付いたことはありませんか?

 

「虫歯や歯周病ではなさそうだし、大丈夫かな」と思って放置される方も多いと聞くのですが、実はまったく大丈夫ではありません。

 

じわじわと健康な歯が蝕まれていき、やがて重症の虫歯や歯周病と同じくらい、大変なことになってしまいます。

 

今回は、歯が透けてるように見える症状の正体と原因、対策方法についてお伝えします。

 

透けてる歯のことを酸蝕歯(さんしょくし)と呼ぶ

透けているように見えるの歯のことを、酸蝕歯(さんしょくし)と言います。

 

虫歯や歯周病と比べて、なかなか聞き慣れない言葉かも知れませんが、”虫歯・歯周病に次ぐ第3の歯の疾患”と言われることもあるくらい、よくある症状なのです。

 

歯が徐々に透けていってしまうのは、酸蝕菌という細菌が歯を表面から溶かしていくからです。この症状を酸蝕症と呼びます。

 

非常にゆっくりと進行し、初期段階では自覚症状もほぼ無いため、奥歯など鏡で見えにくい歯の酸蝕症には、なかなか気付けないことが厄介です。

 

歯が透けてる状態を作ってしまう3つの原因

歯が透けてる状態、つまり酸蝕歯を作ってしまう主な原因には、次の3つがあります。

  1. 口の中のだ液量が少ない(ドライマウス)
  2. 歯の再石灰化が妨げられている
  3. 毛が硬い歯ブラシでゴシゴシと歯を磨いている

 

ちなみに実はこれらの酸蝕歯の原因は、歯の着色汚れの原因にも共通しています。

 

歯の着色汚れを防ぐためにも、上記それぞれの酸蝕歯の原因を、1つずつ簡単に説明していきましょう。

 

⇒ 歯の着色汚れの原因や改善方法を詳しく知りたい方はコチラ
※「歯の着色汚れに関わる4つの原因」のコラムへ飛びます。

 

【1】口の中のだ液量が少ない(ドライマウス)

口の中のだ液量が少ない、いわゆる”ドライマウス”と呼ばれる状態だと、歯は酸蝕菌の影響を受けやすいです。

 

例えば、スマートフォンに透明の画面カバーを張り付けているとします。そのカバーがあれば、スマートフォンの画面に傷はつきにくいですよね?

 

実はだ液も、歯におけるカバーのような役割を持っており、だ液が少なく歯の表面が露出した状態が長く続くと、酸蝕菌をはじめとする様々な細菌によるダメージを受けやすくなるのです。

 

だ液の分泌量が少ない方は、酸蝕歯だけでなく虫歯や歯周病のリスクも高まります。

 

【2】歯の再石灰化が妨げられている

まずは、”歯の再石灰化”について簡単に説明しなくてはいけません。

 

歯の再石灰化とは、食事などの影響で口腔内が酸性になり、溶かされたエナメル質を復活させることを指します。

 

人の歯は常時、エナメル質が溶ける”脱灰”とエナメル質が元に戻る”再石灰化”を繰り返しているという訳ですね。

 

ただ、生活習慣によってはこの歯の再石灰化がうまくいかず、エナメル質が再生されないため、酸蝕菌から歯を守ることができないというケースが起こり得ます。

  • だらだら食いを続けている
  • お酒を飲んでそのまま寝る
  • 酸性飲食物(柑橘類や酢など)の摂りすぎ

上記のような生活習慣が、歯の再石灰化を妨げて、酸蝕歯になりやすくする原因です。

 

【3】毛が硬い歯ブラシでゴシゴシと歯を磨いている

歯を酸蝕菌から守るために必要なエナメル質は、物理的にも傷付きます。

 

例えば、毛が硬い歯ブラシで力まかせにゴシゴシと歯を磨く方がまれにいらっしゃいますが、その際に歯のエナメル質はダメージを受けています。

 

せっかく再石灰化により元に戻ったエナメル質が、間違った歯磨き方法によって削られてしまう訳です。

 

これももちろん、酸蝕歯の原因になります。

酸蝕歯(さんしょくし)を放置すると、どうなる?

歯が抜けるイメージ

虫歯や歯周病と同様、酸蝕歯も放っておくとどんどん進行していきます。

 

はじめは「少し透けた感じがするかな?」くらいだった歯が、「誰が見ても透けていると分かる」状態まで進行してしまうのです。

 

進行した前歯の酸蝕歯は特に、見た目に大きな違和感を与えてしまうでしょう。(不潔なイメージなどです。)

 

また、奥歯など自分では気付きにくい歯の酸蝕は、特に深刻になりがちです。

 

歯のエナメル質が溶け切り、象牙質が露出するレベルまで酸蝕の症状が進んでしまうと、痛みが出てきたり、最悪の場合は歯を失うことにもなりかねません。

 

ですから、「歯が透けているような…」と感じたら、早めに歯医者さんへ行き、歯科医師の指示をあおぐことが大切です。

 

酸蝕歯(さんしょくし)を防ぐために行うべきこと

以上、歯が透けてる状態、つまりは酸蝕歯(さんしょくし)についてのお話でした。

 

酸蝕歯を防ぐために、日頃から気を付けられることはたくさんあります。

  • 酸性飲食物の大量摂取をしない
  • 水をこまめに飲む
  • 毛がやわらかい歯ブラシに交換する
  • ガムを噛んでだ液の分泌を促す  …etc

そして、毎日の丁寧なオーラルケアも、忘れてはいけません。

 

デンタルフロスで細菌の温床である歯垢をしっかり除去し、歯の再石灰化を促すマウスウォッシュを使うなどして、透けていない健康な歯を保ちましょう。

 

歯が透けてる状態を防ぐために、毎日のオーラルケアアイテム選びは大切です。

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