デンタルフロスのオカムラ(OKAMURA)|高品質な歯ブラシ・歯間ブラシの製造・販売も行う、デンタルフロス関連製品の総合商社

Cooperation

コラムCOLUMN

2018.11.28

口内フローラって知ってる? | 悪い細菌を増やさないための習慣

口内フローラ

「腸内フローラ」という言葉は、結構有名かもしれません。

 

人間の腸内の中には無数の細菌が生息しており、人の体に良い影響を及ぼす「善玉菌」、人の体に悪い影響を及ぼす「悪玉菌」、良い影響も悪い影響も併せ持つ「日和見菌」のバランスが保たれていることが、カラダ全体の健康を維持することに繋がります。

 

実はこの腸内フローラと同じような環境が、口腔内にもあると言われています。

 

この環境のことを「口内フローラ」と呼び、腸内フローラと同じように、その細菌バランスは口内だけでなくカラダ全体の健康に影響していると考えられています。

 

そこで今回の記事では、口内フローラとは何なのか、そして口内フローラを良いバランスに保つにはどうすればいいのか、情報をまとめてみました。

 

口内フローラとは?

 

体の中で唯一、日常的に細菌が体内に入り込む場所、それは口の中です。
口内にある無数の細菌がバランスよく保たれた環境、すなわち「口内フローラ」の維持が何よりも健康の近道なのです。
―― 鶴見大学歯学部探索歯学講座 花田信弘教授の見解
引用:週刊現代 社会記事

 

口の中には、常にたくさんの細菌が存在しています。

  • 良い細菌:乳酸菌、ビフィズス菌など
  • 悪い細菌:ミュータンス菌、ジンジバリス菌など
    ※虫歯や歯周病の原因となる細菌

 

上記のように多種多様な細菌が集合している様子を、顕微鏡で見た時の印象から”フローラ(花畑)”と表現されるようになったそうです。

 

口内フローラ、つまり“お口の中の細菌の理想的なバランス”には個人差があるため、「この比率でこの細菌が存在しないといけない」という基準が明確にされている訳ではありません。

 

ただし、口腔内でミュータンス菌やジンジバリス菌のような、悪い細菌が活躍しない状態を常に目指すべきではあります。

 

悪い細菌が増えすぎないように、口内フローラのバランスを保つには、どうすればいいのでしょうか?

 

また、口内フローラのバランスが崩れてしまう理由には、どんなことが挙げられるのでしょうか?

 

以下でさらに詳しく、考察してみました。

 

口内フローラのバランスが崩れる3つの理由

  1. 体調不良
  2. オーラルケア不足
  3. 悪い細菌が好む食べ物(甘いお菓子など)の食べ過ぎ

 

口内フローラのバランスが崩れ、悪い細菌の比率が増えてしまう理由には様々あると言われていますが、代表的なものとされているのは上記3つです。

 

どれも特に珍しくないことなので、口内フローラのバランスが崩れるリスクは常に身近にあるのだと考えていてもいいでしょう。

 

補足的な情報ですが、生まれたばかりの赤ちゃんの口内には、悪い細菌は住んでいないと言われています。ただし成長に従い、悪い細菌が移ってきて、常在してしまうのだそうです。

 

小さな子どもの口の中に悪い細菌が移ってしまうのは、可愛さあまりに子どもにキスをしたり、大人が噛み砕いた食べ物を与えたり、大人と同じコップやスプーン・フォークを子どもに使用することが理由だと言われています。

 

悪い細菌がまったくいない状態で大人になるのは無理だと思いますが、子どもに悪い細菌を移さないように、大人ができることは多々ありそうですね。

 

口内フローラのバランスが崩れるとどうなる?

細菌が増えた状態のイメージ

  1. 虫歯や歯周病になる
  2. 口臭が強くなる
  3. 口腔内で増えた悪い菌がカラダの他の部分に悪影響を及ぼす

 

口内フローラのバランスが崩れてしまうと、上記3つのリスクが生まれます。

それぞれのリスクを、以下で簡単に説明しましょう。

 

【1】虫歯や歯周病になる

当然と言えば当然ですが、口内フローラのバランスが崩れ、悪い細菌(ミュータンス菌やジンジバリス菌など)が大暴れしている状態だと、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

 

【2】口臭が強くなる

口の中で悪い細菌が増えると、口臭が強くなる傾向があります。

 

口臭の原因がすべて口にあるとは言えないのですが、少なくとも歯垢・歯石から発生するニオイは、口内フローラの状態が悪いことで増幅させられるのです。

 

【3】口腔内で増えた悪い菌がカラダの他の部分に悪影響を及ぼす

口は食べ物や飲み物が通り、そのまま消化器官へつながっていきますし、当然ながら口の中にも全身へつながる血管が通っています。

 

つまり、口腔内で繁殖した悪い細菌は、カラダのあちこちへ運ばれて悪さをする可能性があるということです。

 

虫歯菌および歯周病菌も関与していると言われているのは、糖尿病や慢性呼吸器疾患などです。

 

⇒ 虫歯菌や歯周病菌が及ぼすカラダへの悪影響を詳しく知りたい方はコチラ
※「オーラルケアを行う意味 | 虫歯や歯周病の予防だけじゃない」のコラムへリンクしています。

 

口内フローラを良い状態で保つための2つの習慣

口内フローラにいい食べ物

  1. 正しいオーラルケアの習慣
  2. 乳酸菌を含んだ飲食物の摂取

 

以下では、口内フローラをできるだけ良い状態で保つために有効な、2つの習慣を取り上げました。

 

【1】正しいオーラルケアの習慣

“正しいオーラルケアを行うこと”は、口腔内で悪い細菌を増やさないために1番大切なことです。

 

体調不良による口内フローラの変化は防ぎようがありませんが、オーラルケアの不足による口内フローラの悪い変化は抑えることが可能です。

 

悪い細菌を増やさないために、とにかく歯垢の除去率を上げて、歯垢の定着率を下げる必要があります。

 

  1. 正しい角度で歯ブラシを持てているか?
  2. 歯ブラシで取り切れない歯垢をデンタルフロスなどで取れているか?
  3. 歯のコーティング効果が高いマウスウォッシュを選べているか?

 

最低限でも、上記3つのポイントに着目してオーラルケアを見直してみましょう。

 

⇒ 口内フローラを良好に保つオーラルケアの方法を詳しく知りたい方はコチラ
※「正しい歯磨きの順番〜デンタルフロスを使う場合〜」のコラムへリンクしています。

 

【2】乳酸菌を含んだ飲食物の摂取

口の中には乳酸菌が常在していますが、加齢とともにその数は減少していくと言われています。

 

そこで、減っていく乳酸菌を補うために、ヨーグルトなど乳酸菌をたくさん含んだ食べ物や飲み物を積極的に摂ることをオススメします。

 

近年は、ラクトフェリンという抗菌活性を持つ糖たんぱく質が含まれた乳製品も、注目を集めています。

 

もちろん、ヨーグルトなどカラダにいい食品であっても、食べカスとして口の中に残ってしまえばやがて歯垢になり、本末転倒ですので、先述したオーラルケアは忘れないように行いましょう。

 

まとめ

キレイな口腔環境のイメージ

以上、近年注目されている「口内フローラ」に関する情報をまとめました。

 

聴きなじみのない言葉ですが、要は“虫歯菌や歯周病菌の少ない口内環境を目指そう”ということなので、昔から言われている虫歯予防・歯周病予防の心がけと、大きく変わるところはありません。

 

丁寧なオーラルケアの習慣を身に付け、食生活にも気を配れば、口内フローラが良い状態をできるだけ保てるのではないかと思われます。

 

歯垢が溜まっていることが口内フローラのバランスを悪くする大きな要因ですので、デンタルフロスなどで出来る限り取り切るように、意識してみて下さいね。

 

口内フローラをいいバランスで保つためのオーラルケアアイテムのことならオカムラまで!

PAGE TOP