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コラムCOLUMN

2019.09.25

歯磨きはやりすぎると良くないの?磨きすぎても細菌はいなくならない

歯みがき 困った女性

デンタルケアが進化した現代でも、歯磨きは、虫歯や歯周病を防ぐのに効果的なケア方法です。

 

ただ、「歯を磨きすぎると逆に口腔内の健康に良くない」という話も聞いたことがあります。

 

 

前回の記事では、「歯磨きの理想的な回数」についてお伝えし、総合的に各所の意見をまとめると、1日2回は歯磨きを行なった方が良いことをお伝えしました。

 

今回は、1回に行う歯磨き自体をやりすぎるとよくないのか?ということを特集します。

 

歯磨きのやりすぎが原因?心配される症状とは

 

「歯磨きをやりすぎると良くないのでは?」と心配される方たちは、磨きすぎることにより、下記のような症状が起こるのではと懸念されています。

 

  1. 歯が摩耗する
  2. 歯ぐきを傷める
  3. 無菌になって抵抗力が下がる

 

また、実際にブラッシング後に出血や歯茎の傷みなどの症状があり、もしかして歯磨きしすぎている?と感じている方もいらっしゃるようです。

 

心配される症状1. 歯が摩耗する

まずは、歯磨きをやりすぎると、歯の表面が摩耗して、歯が黄ばみやすくなったり虫歯になりやすくなったりするのではという不安です。

 

 

そもそも歯の表面には、厚み2mm程度の硬い組織「エナメル質」が歯を覆っており、外敵から歯を守る役割をしています。

 

確かに、エナメル質が摩耗すると、虫歯の原因であるプラークに浸食されやすくなるでしょう。

 

また、エナメル質下層の象牙質が露出すると、食べ物の色が着色しやすくなります。

 

心配される症状2. 歯ぐきを傷める

出血

次は、歯磨きをやりすぎることで、歯ぐきを傷め、出血しやすくなるのではという懸念です。

 

歯を磨き過ぎることで、歯ぐきを弱め、歯周病をまねくのではといった心配を抱く人もいらっしゃいます。

 

心配される症状3. 無菌になって抵抗力が下がる

最後に、歯磨きをやりすぎることで、口腔内が無菌状態になって、菌への抵抗力が下がるのではと心配される方もいらっしゃいます。

 

特に、小さいお子さんの間で、「清潔にしすぎると、免疫力が落ち病気になりやすくなる」といった話が話題になりました。

 

口腔内でも同じような事が起こるのでは?と、不安に思われる方も多いようです。

 

 

歯磨きのやりすぎが原因ではない?本当の原因とは

 

このように、歯磨きをやりすぎることに対して、不安を抱いている方は少なからずいらっしゃるようです。

 

 

ただ、ここで答えを言ってしまうと、歯磨きをやりすぎることに対して大きな不安や懸念を抱く必要はありません。

 

日本歯科医師協会や多くの歯科医院の先生方によると、歯磨きをやりすぎることよりも、正しい歯磨きができていないことが口腔内のトラブルを引き起こす原因になっているのだそう。

 

それでは、上記の3つの「歯磨きをやりすぎることによる懸念」はどうなるのでしょうか。以下、説明します。

 

1.歯の摩耗は硬いブラシとゴシゴシ磨きが原因

 

歯磨きによる歯の摩耗は、歯磨きのやりすぎというよりも、歯ブラシの種類と磨き方に原因があるようです。

 

毎日のブラッシングで硬い毛の歯ブラシを使用し、ゴシゴシと力を入れて磨いていると、歯の摩耗を起こしてしまう可能性があります。

 

また、エナメル質を溶かしやすい酸性の食べ物や砂糖を摂取しすぎるなど食生活によっても、エナメル質が摩耗されやすい環境をつくってしまうので注意が必要です。

 

2.歯ぐきの出血は既に歯周病になっている可能性あり

歯周病 女性

歯ぐきの出血も正しいブラッシングができていないことで、起こる場合があります。

 

また、そんなに強く磨いた覚えがないのに、出血する場合は、既に歯周病に罹っている可能性があります。

 

歯周病により歯ぐきに炎症が起きているために、ブラッシング時に出血しやすくなっているのかもしれません。

 

 

こちらの症状は、歯科医院で相談をしながら、正しいブラッシングを実践することで改善できるでしょう。

3.歯磨きをやりすぎても無菌にはならない

口内フローラ

歯を磨いても無菌状態になるわけではないので、口腔内の抵抗力が下がる心配は不要なようです。

 

きれい好きで、丁寧に歯磨きを行って、例え99.99%除菌できたとしても、細菌の繁殖スピードは凄まじく、1晩眠ると元の状態に戻ると言われています。

 

 

特に、病原とならない非病原菌の分裂スピードは20~40分程と、病原菌と比べると5倍ほどの早さで増殖するのだそう。

 

しっかりと歯磨きを行うことで、病原菌の数を減らし、身体に不要でない非病原菌の数を増やせるというわけですね。

 

参考:日本歯科医師協会「第8回デンタルヘルス・シリーズ シンポジウム」より

 

歯磨きのやりすぎかどうかよりも正しい歯磨きができるかどうかが大切

 

このように、歯磨きのやりすぎはあまり心配する必要がなく、それよりも正しい歯磨きができているかどうかが大切なようです。

 

口腔内トラブルを防ぐ正しい歯磨きのコツ

それでは、歯ぐきの出血や歯の摩耗といった症状を発生さないために行う、正しい歯磨きとはどのようなものなのでしょうか?

ここでは、口腔内でのトラブルを防ぐための、正しい歯磨きのコツをお伝えします。

  1. 硬めタイプの歯ブラシは使用しない
  2. 歯みがき時間は3分~10分という医師が多数
  3. 正しい歯磨きのコツはペンで持つように
  4. フッ素を残すのにすすぎは1~2回まで
  5. デンタルフロスも併用する

 

1. 硬めタイプの歯ブラシは使用しない

硬めタイプの歯ブラシは、普通に使う分には問題ないのですが、歯ぐきの状況や磨き方によっては毛先が硬すぎる場合があります。

 

歯の摩耗や歯ぐきの出血など、不要な心配を避けるためにも、歯ブラシは普通~柔らかめのタイプを選ぶとよいでしょう。

 

2. 歯磨き時間は3分~10分という医師が多数

昔から「歯磨きは3分以上かけること」と言われますが、歯磨きの時間については、医師の間で意見に違いがあります。

 

ただ、大多数の意見として、3分~10分間の歯磨きを推奨しており、また一方で、磨く時間を意識することよりも、正しいブラッシングをすべての歯に実施できているかどうかが、重要との意見もあります。

 

歯磨きの時間は参考程度に心に留めておきながら、正しい歯磨きを実践していきましょう。

 

3. 正しい歯磨きのコツはペンで持つように

歯ブラシ 持ち方

 

正しい歯磨きのコツは、柄をがっしりと握るのではなく、ペンを持つように握りやさしくブラッシングすることです。

 

虫歯や歯周病を避けるために、歯の表面や、歯ぐきと歯の間を丁寧にブラッシングしましょう。

 

コチラの日本医師協会監修の正しい歯磨きの手順や、歯科医院で指導を受けるなどして、毎日丁寧に歯磨きを行うことをおすすめします。

 

4. フッ素を残すのにすすぎは1~2回まで

 

歯みがき粉は、エナメル質の補修を促す「フッ素」が配合されたものを選びましょう。

 

フッ素が完璧に水で洗い流されてしまわないように、すすぎは1~2回程度までにします。

 

5. デンタルフロスも併用する

 

歯周病や虫歯の原因となるプラークは、歯のスキマにも形成されます。

 

歯のスキマは正しい歯磨きを行っても、完璧に汚れを除去するのが難しい場所です。

 

歯みがき後の仕上げには、デンタルフロスを使用して、口腔内の健康を害する病原菌を適切に除去しましょう。

 

正しいデンタルフロスの使い方はコチラの記事へ

 

歯磨きのやりすぎへの心配を捨てて丁寧にデンタルケアをしよう!

 

歯みがきをやりすぎることに、神経をすり減らすよりも正しい歯磨き・デンタルケアを実施することが重要です。

 

歯みがきの正しい方法を歯科医院などで学びながら、日々のブラッシングを改善していってください。

 

また、デンタルフロスなどのデンタルグッズも活用しながら、健康的な歯を目指しましょう。

 

正しいデンタルケアに活用したいデンタルフロスのことならオカムラまで

 

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