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2019.11.25

突然現れる!歯の白いシミができる原因とは?大人・子どもそれぞれの対処方法

歯 色 比べる

鏡の前でふと歯を見た時に、「あれ・・前からあったんだっけ?」と気づく、歯の白いシミ

 

歯の白いシミは、別名「ホワイトスポット」とも呼ばれ、知らず知らずの内にできてしまい、ある日突然見つかります。

 

見つけてしまってからは、なんだか目立つような気がして、人前で歯を出して笑うのも恥ずかしく感じている方もいるようです。

 

また、自分ではなく、小さなお子さんの歯に、気付いたら白いシミが…と焦ってしまう親御さんもいるよう。

 

今回は、大人と子どもそれぞれにできる歯の白いシミの原因や治療法、自宅でできる対処法をお伝えします。

 

歯に白いシミができる原因とは?

歯をチェックするイメージ

まず、歯の一部分が斑点のようになって白くなってしまう原因は何なのでしょうか?

 

大人と子供とに分けて、歯にシミができる原因を見てみましょう。

大人の歯に白いシミができる原因:エナメル質石灰化不全とは

大人の歯に白いシミができる主な原因は、歯が何らかの要因によって、「エナメル質石灰化不全」を起こしたことによるものです。

 

歯の表面のエナメル質は、食後など口の中が酸性に傾くと、「脱灰」と呼ばれるエナメル質の成分が溶け出し、エナメル質が柔らかくなる現象と、「再石灰化」という元の堅い状態に戻る現象を繰り返しています。

 

エナメル質石灰化不全は、何らかの要因で、脱灰の状態が続くことで起こり、その箇所の歯を白濁させるのです。

 

エナメル質石灰化不全を起こす要因には、下記があります。

  • 初期虫歯
  • 外傷
  • 遺伝性の疾患 など

また、エナメル質石灰化不全を起こしている歯であっても、白いシミがあまり目立たない場合もあります。

 

ただ、ホワイトニングの施術を受けた場合や、歯の乾燥によっては、白い色味が濃くなってしまうこともあるようです。

子どもの歯に白いシミができる原因:エナメル質形成不全とは

子どもの歯に、白いシミができる原因は上記のエナメル質石灰化不全に加えて、「エナメル質形成不全」である場合があります。

 

エナメル質形成不全は、歯が作られる子どもの時期に病気や栄養不足などが原因で、歯が正常に形成されず脆い状態になってしまう症状です。

 

軽症の場合に、歯の一部が白いシミのように見える場合があります。

 

 

また、フッ素症と呼ばれる、胎児から13歳頃の歯の形成期間に高い濃度のフッ素を摂取していたことが原因で発症する病によっても、エナメル質の形成不全は起こります。

 

地域によっては水道水や歯磨き粉から摂取している場合が多いと言われていますが、大量に摂取しなければ問題はないので、過剰に心配する必要はなさそうです。

 

歯の白いシミを治療する方法とは

歯の白いシミは、脱灰の状態が続くエナメル質石灰化不全と、子どもの場合は加えてエナメル質形成不全が原因であることがわかりました。

 

それでは、それぞれの治療方法には何があるのでしょうか?

 

大人の歯にできた白いシミを消す治療法とは

大人の場合は、治療法が多岐に渡ります。ひとつひとつ見ていきましょう。

 

■コンポジットレジンの充填

白いシミの部分を削って、歯の色に近いレジンを詰めることで、虫歯の治療をしながら自然な色味に近づけます。

 

■フッ素の塗布

フッ素を歯に塗布して、再石灰化を促し虫歯の進行を食い止める方法です。

 

ホワイトニング

ホワイトスポットの範囲が狭い場合に、ホワイトニングで歯全体を白くし、目立たなくする方法です。

場合によっては、治療前よりも目立ってしまうことがあるので、歯科医師にしっかりと相談することが必要でしょう。

 

■エナメルマイクロアブレーション

歯のエナメル質を溶かす専用の薬剤を使用し、エナメル質を薄く溶かすことで白いシミを消す方法です。

深部に達している場合は、この治療法は有効ではありません。

 

■アイコン

歯の白いシミの部分に、専用の薬剤を添付・固めることで再石灰化を促し、脱灰を防ぎます。

 

■ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄い板状の人工歯を貼り付ける方法です。

 

 

このように、ホワイトスポットの治療法はさまざまありますので、症状の深刻度合いに合わせてベストな治療法はどれがいいか歯科医院に相談してみましょう。

また、治療方法の中には、美容診療に当たり保険適用外になる治療法もあるので、歯科医院に事前確認が必要です。

 

子どもの歯にできた白いシミを消す治療法とは

子どもの歯にできた白いシミを消す治療法は、できるだけ削らない治療が推奨されるようです。

 

フッ素を塗布して再石灰化を促すか、痛みを伴わないアイコンなどがよいでしょう。

自宅で簡単に治したい!自分で対処する方法とは

ホワイトスポットは気になるけど、できれば自宅で対処したいという方もいますよね。

 

そんな方には、下記の対処法があります。

 

■MIペースト

MIペーストとは、カルシウムやリンなどのミネラルが含まれたペーストで、歯磨き後に貼付します。

即効性はありませんが、継続することでホワイトスポットを薄くしてくれる効果が期待できます。

 

■歯のマニキュア

市販でも取り扱いのある、歯専用のマニキュアを添付する方法です。

マニキュアを添付することで、即効でホワイトスポットを目立たなくできます。

 

ただ、落ちてしまえば、元の色味に戻ってしまうので、根本的な解決にはなりにくいでしょう。

 

上記、2つの方法は、大人の歯のホワイトスポットへの対処方法として役立てられます。

 

ただ、子どもの場合は、今後の歯の形成に関わる症状かもしれませんので、必ず歯科医院で診察を受けるようにしましょう。

 

歯の白いシミを予防して美しい歯を保とう!

歯の白いシミの予防は、基本的には毎日の虫歯予防と同じです。

 

フッ素入りの歯磨き粉を使用し、正しいブラッシングを行い、歯磨き後はデンタルフロスを適切に使用することで、白いシミの原因となるプラークの付着を防ぎます。

 

まだ、白いシミができてない、もしくは薄いという人は、まずは予防を意識してデンタルケアを行いましょう。

 

 

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(参考)

東京歯科大学主任教授 新谷 誠康「歯科医師の身近な先天異常 エナメル質の形成障害

厚生労働省e-ヘルスネット「フッ素症

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