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コラムCOLUMN

2019.12.02

喫煙はやめられない!でも歯にヤニ汚れがついたらどうすればいい?そもそもなぜつく?

煙草

 

タバコの喫煙者にとって悩ましい、歯のヤニ汚れ

 

同じ喫煙者の歯を見ると、茶色く汚れて見える人も少なくはなく、「タバコは辞められないけど、歯はキレイに保ちたい… 」と思われる方も多いでしょう。

 

今回は、歯にヤニ汚れを落とす方法や、そもそもなぜヤニ汚れが付くのか、また、ヤニ汚れによる他の影響についてもお伝えします。

 

なぜタバコのヤニ汚れが歯に付着する?

そもそも、なぜタバコのヤニは、一見ツルツルとした歯に付着し、黒ずみや黄ばみを発生させるのでしょうか?

 

歯のツルツルとした表面は、エナメル質と呼ばれる硬い組織で、歯の内部を守る役割を果たしています。

 

実は、このエナメル質単体へは、色素は付着しません。

 

ヤニ汚れは「ペリクル」を介して付着する

みなさんは、歯の表面に、ぬるぬるとしたぬめりを感じたことはありませんか?

 

歯の表面に付着した、ぬるぬるとした物質は「ペリクル」と呼ばれる、唾液中の糖たんぱく質によって作られるもので、歯磨きなどで落としても1~3分程で形成されるため、ほぼ常に歯の表面を覆っています。

 

このペリクルに、ヤニに含まれるタールが結合して、ヤニ汚れが歯に付着するのです。

 

ペリクルに付着した有色物は、時間を置くごとに落ちにくくしエナメル質への色素沈着を起こし、最終的に通常のケアでは落とせない黄ばみや黒ずみに発展します。

 

ただ、ペリクル自体は落ちにくい物質ではないので、毎食後の正しいデンタルケアで簡単に落とせるもののようです。

 

歯に付着したヤニ汚れを落とす3つの方法

予防歯科 イメージ

 

通常のケアで防げるヤニ汚れですが、蓄積してしまったヤニ汚れは、通常のケアでは落とすことができません。

 

それでは、歯科医院で「ホワイトニングで歯を白くするしかないの?」と思われがちですが、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)と呼ばれる、クリーニング専用機械を使用した方法で、汚れを除去することができます。

 

歯科医院によってPMTCの方法はそれぞれですが、ここでは一般的なPMTCの施術方法を3種類紹介します。

 

  1. 超音波スケーラーによる除去
  2. 研磨機で歯の表面の汚れを除去
  3. ジェットクリーニングによる着色汚れの除去

 

1. 超音波スケーラーによる除去

超音波により細かな振動が発生するスケーラーなどを使用して、歯肉と歯の間や、歯周ポケットを中心にクリーニングを行います。

 

ヤニ汚れの他に、歯垢・歯石を除去し、歯磨きでは届かない歯茎のスキマまで、超音波を使用してケアできるので、歯周病や虫歯の発生も防ぎます。

 

2. 研磨機で歯の表面の汚れを除去

ブラシやゴム製の先端を取り付けて、歯の表面を研磨することで、表面に付着したヤニ汚れ除去します。

 

この研磨機での歯の表面汚れを除去する一連の施術のことを、PMTCと呼んでいる歯科医院もあるようです。

 

表面を研磨した後は、フッ素ペーストを表面に貼付し、エナメル質を保護します。

 

3. ジェットクリーニングによる着色汚れの除去

ジェットクリーニング(エアーフロー)は比較的新しいクリーニング方法で、紛体の炭酸水素ナトリウムやグリシンを水と混ぜて、強力なジェット噴射によりミスト状にして歯に吹き付ける方法です。

 

細かなミストがバイオフィルムをはじめ、タバコのヤニ汚れや、食べ物によって色素沈着した着色を落とします。

 

ヤニ汚れでお悩みの方は、歯科医院でどのクリーニング方法が効果的か相談し、クリーニングで完璧に落ちない場合にホワイトニングを検討するようにしましょう。

 

歯のクリーニングの施術時間・料金など詳細を知りたい方はコチラの記事へ

 

歯のクリーニングも含めた「予防歯科」について知りたい方はコチラの記事へ

 

自宅でできる歯のヤニ汚れを落とすケア方法

ホームホワイトニング

 

自宅でできる歯のヤニ汚れのケアは、ヤニ汚れへの有効成分が入った歯磨き粉を使用した歯磨きをおすすめします。

 

例えば、薬用成分ポリエチレングリコール400は、タバコのヤニを溶解し除去します。

 

最近は、ポリエチレングリコール400が配合された、歯磨き粉の商品が増えているので利用しやすいでしょう。

 

歯のヤニ汚れだけじゃない!歯周病や口臭の原因にも……

 

タバコのヤニは、「ヤニ汚れ」だけではなく、実は、他にも口腔内の問題を引き起こす原因になりやすいです。

 

ここでは、タバコのヤニによる口腔内環境悪化によって引き起こされやすい症状についても紹介します。

 

歯周病

タバコには、ニコチン、タール、一酸化炭素をはじめ約200種類もの有害物質が含まれていると言われています。

 

特にニコチンには、血管を収縮させ歯周病と気づくきっかけとなる歯茎の出血を抑えてしまう作用があり、また免疫細胞の活動を低下させてしまうため、歯周病悪化の危険因子であることが数多く報告されています。

 

口臭

タバコが原因となる口臭は、ニコチンやタールの臭いです。

 

その他の歯周病を悪化させることに付随して、お口に臭いが悪臭になる可能性が高まります。

 

歯茎の黒ずみ

タバコのタールは、歯の黒ずみを発生させるだけでなく、歯茎にも沈着し、刺激によりメラニン色素の発生が活発化することで、歯茎にまで黒ずみを発生させてしまいます。

 

歯の黒ずみだけでなく、血色の悪い歯茎も不健康に見え良い印象を与えるとは言い難いでしょう。

 

口腔・咽頭がん

非喫煙者に比べ、喫煙者は口腔・咽頭がんになるリスクが2~3倍高いと言われています。


「口の中だから鏡で見れば気付くし、違和感があるので分かるのでは?」と思われがちですが、実際には口内炎だと思って放置してしまい、がんが進行してから受診するケースが多いです。

 

まとめ

煙草

 

タバコの喫煙は、歯へのヤニ汚れをはじめ、歯周病や歯茎の黒ずみの促進や、口腔内以外のリスクについての指摘もされています。

 

できることならタバコの喫煙量を減らしたり、禁煙を実施したりしてリスク軽減を図ることをおすすめします。

 

「どうしても辞められない!」という方は、ヤニ汚れに強いグッズなどを活用し、自宅でのデンタルケアを欠かさないように努め、定期的に歯科医院で予防歯科を受けることで、さまざまな口腔内のトラブルを避けるようにしましょう。

 

オリジナルの歯ブラシやデンタルフロスのことならオカムラまで!

 

参考:GC「国民の歯磨剤への期待と臨床での認識

厚生労働省e-ヘルスネット「歯周病と全身の状態 喫煙と歯周病の関係

日本歯周病学会「歯周病と禁煙チャレンジ

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