2016.01.12
え、意外!歯に良くない食べ物5選
今回は、歯に良くない食べ物ワースト5を発表します。
以前の記事にも書きましたお茶であったりコーヒーなどは、歯を黄色くしてしまいます。砂糖がたくさん入っている食べ物は、虫歯の原因になります。また、炭酸飲料は歯のエナメル質を溶かしてしまいます。
これら3つの食べ物・飲み物に関して比較的ポピュラーで、知っている方も多いと思います。それ以外に、「え!この食べ物も歯に良くないんですか!?」と思うワースト5が、実はあるんです。
このワースト5の食べ物には、含まれる砂糖により、ばい菌を増やしたり、かたすぎて歯のエナメル質を傷つけてしまったり、口腔を乾かした状態、つまりドライマウスの原因になったり。細菌が増え、虫歯になりやすい状況を、自分の口にさせてしまう…。そんな意外で恐ろしいワースト5の食べものがコチラです。
歯に良くないその1:氷
氷は水だけでつくられているため、歯に悪いというイメージがあまりないと思います。夏には飲み物に氷を入れて、ひんやりおいしくいただきますよね。飲み終わったらそのまま氷を口に入れて噛み砕いてしまっていませんか?実は、氷は歯にとってはかたすぎるものなんです。そのため、歯の表面を傷つけることになってしまいます。だから、氷を噛み砕いて食べるのはおすすめできません。
歯に良くないその2:ドライフルーツ
ドライフルーツは、健康的で体にとてもいいというイメージがありませんか?しかし、残念ながら、体にはいいのですが、歯の健康にはあまりよくありません。
理由は二つあります。ひとつは、ドライフルーツのベタベタ感です。これは歯に接着しやすく、接着したら取りにくくなります。もうひとつは、ドライフルーツはふつうのフルーツよりも砂糖分が多いことです。
そのため、ドライフルーツを食べると、砂糖はたくさん入っており、かつ、歯の表面に接着してしまう。だからドライフルーツは、その食べカスをきちんと除去しなければ、すごく虫歯になりやすい食べものなんです。
歯に良くないその3:クラッカー
クラッカーも、食べるとドライフルーツのように歯の表面についてしまい取りにくくなります。さらに、クラッカーは噛めば噛むほど柔らかくなりますよね。そうなると歯と歯の隙間に入り込みやすくなり、取りにくくなるんです。また、接着力があるため歯の表面にずっと残ってしまい、虫歯を起こしやすい状況になります。
歯に良くないその4:お酒
お酒自体が歯に悪いというわけではありません。しかし、お酒はドライマウスの原因になるため、気をつけなければいけません。ドライマウスになると、歯が唾液で守れていない状態になるため虫歯になりやすく、口臭の原因にもなります。
歯に良くないその5:漬け物
いろんな漬け物がありますよね。海外でいうとピクルスがそれに該当するかと思います。この漬け物系というのが、酸がPHマイナスなものなんです。つまり、歯のエナメル質を溶かしてしまうことになります。だから歯がもろくなってしまいます。
これらの食べ物は、もちろん100%ダメというわけではありません。バランスのとれた食事をすることが大切ということです。たとえばドライフルーツばかりや、漬け物ばかりを食べると良くないので、バランスよくいろんなものを食べていれば問題ないかと思います。
このように、意外と知られていない歯に良くない食べ物があるということ。ぜひ参考にしていただき、毎日のオーラルケアに役立てていただければ幸いです。