2017.09.15
デンタルフロスで鼻の毛穴の汚れが取れる!?
近頃、「デンタルフロスで鼻のケア」「デンタルフロスで角栓を取る」といったワードがちょっとした話題になっています。
「デンタルフロスなのに鼻や角栓ってどういうこと?」と思って調査したところ、何でも海外のインスタグラマーSukhi Mannさんが、デンタルフロスを使って、鼻の毛穴につまった汚れをこそげとっている動画をアップし、その動画が100万再生を超えたことで、デンタルフロスを使った鼻のケアに注目が集まったようです。
今回は、ちょっと話題になっているデンタルフロスを使った鼻のケアについてお話しようと思います!
出典元:https://www.instagram.com/sukhimann_/
デンタルフロスで鼻の角栓が取れるのは本当!
さて、本来は歯と歯の間の歯垢(プラーク)を取ることが目的のデンタルフロスですが、はたして鼻の毛穴に詰まった汚れを取ることもできるのかといいますと、事実上可能ではあります。
デンタルフロスを鼻に押し当てて動かすと、鼻パックをしたときにくっついてくるような皮脂汚れが付着します。毛穴を圧しながら動かした時に、細い繊維の集まりが、にゅっと出てきた角栓を絡め取っているのです。
“汚れを絡め取る”という観点から考えれば、歯垢と取る時と同じ原理になっていると言えます。要は、デンタルフロスの応用ですね。
デンタルフロスで角栓を取る手順
- 蒸しタオルで鼻の毛穴を広げる
- デンタルフロスを鼻にあて、動かす
- 乳液などを使用した、いつものスキンケアをする
蒸しタオルで鼻の毛穴を広げる
デンタルフロスで鼻をケアをする前に、蒸しタオルを使って毛穴を広げる必要があります。毛穴パックを使う場合と同様です。
小さめのタオル(もちろん、清潔なもの)を水に濡らし、レンジで1分ほど温めることで、蒸しタオルが完成します。そのまま顔に乗せてしまうとヤケドしてしまう可能性があるので、少し熱を冷ましてから使うと良いでしょう。
デンタルフロスを鼻にあて、動かす
蒸しタオルで毛穴を広げたら、いよいよデンタルフロスで毛穴に詰まった皮脂汚れをこそげ落としていきます。
先述したインスタグラマーさんの動画では、結構大胆に、強めにデンタルフロスをあてがっているようにも見えるのですが、あまり力を入れすぎると、赤くなったり炎症を起こしたりしてしまうかもしれないので、オススメできません。
自分好みの力加減があるかもしれませんが、最初は”やさしく”を心掛けましょう。
また、動画ではF型のデンタルフロスが使用されているのですが、Y型のデンタルフロスの方が、もしかしたら使いやすいかもしれません。
化粧水や乳液を使ったいつものスキンケアをする
インスタグラマーさんの動画内では、なんとマウスウォッシュを染み込ませたコットンを小鼻にあててケアしているのですが、これに関してはどういった効果があるのかハッキリと分かっていません……!
マウスウォッシュにはアルコール成分が含まれていることもあるため、スキンケアとして活用するのはオススメできません。
もしアフターケアを行うならば、開いた毛穴を引き締めるための化粧水や、美容液等を使った、普段から行っているスキンケアに留めることがオススメです。
デンタルフロスを使った鼻の毛穴の角栓落としは自己責任で
さて、ここまでお話してきたデンタルフロスを使った鼻のケアは、オカムラのデンタルフロスでも事実上行うことが可能です。
しかし、もちろん、歯垢を除去する用途以外のデンタルフロスの使用は自己責任でお願い致します!
特に、敏感肌の方は肌荒れを起こしてしまう可能性が高いので、ヤメておいた方がいいです。
また、これは毛穴パックも同様なのですが、毎日毛穴の角栓を取ろうとしてしまうと、必要な皮脂や角質まで剥がれてしまう可能性があります。(要は、取りすぎになってしまうのです)
過剰なケアで肌が傷ついてしまうと、炎症を起こしてしまうかもしれませんので、週に1回・2週に1回くらいで十分かもしれませんね。
効果として保証するわけではございませんが、“意外な使い方!!”としてのデンタルフロスの使い方のご紹介でした!